ももだゆう
百太夫
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 百太夫が戎社に仕えた道薫坊の死後、その人形を作って舞わせることで荒れた海を鎮めたという由来を伝える。
- 細部
- 百太夫が建てた戎社には道薫坊という者が仕えていたが、この道薫坊が世を去ると、それをきっかけに海が長らく荒れ続けるようになったという。困った百太夫は道薫坊の姿をかたどった人形をこしらえて舞わせたところ、荒れていた海はほどなく静まったと伝えられている。この出来事をきっかけに、百太夫は人形を舞わせる者として諸国を巡り歩き、神をなだめる役目を果たすようになったのだという。人形操りという芸能の始まりを語る由来譚のひとつである。
- 広まり方
- 1952年の『芸能復興』所収、宮尾しげを「人形芝居変遷図史(一)」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県南あわじ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ