もっこく
モッコク
国内
場所・異界
- どんな話か
- 荒神の境内の大木を伐った男の前に白馬が現れ、以来一人での夜の上陸ができなくなった。
- 細部
- 肥島の荒神様の境内には大きなモッコクの木が立ち、手を触れれば神の祟りを受けると信じられていた。ところがある者が境内を勝手に開墾し、この木まで伐り倒してしまう。翌日の夜、その男が一人で船を操っていると、海岸に白い馬が姿を現して上陸を阻んだという。以後、この島へは夜間に単独では上がれないとされるようになった。個人の犯した禁が、島全体に及ぶ夜の禁忌へ広がった形になっている。
- 広まり方
- 1963年刊の『あゆみ―富郷の民俗―』に載る岡田篤人「「宗方」聞書き」に記録されている。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ