みずのみち
水の道
国内
場所・異界
- どんな話か
- 信濃の葛井の池に沈めた祭具が一夜のうちに遠州のサナギの池へ浮かび出るという、地下でつながる水の道の伝承。
- 細部
- 信濃国の葛井の池、すなわち茅野市茅野上原の葛井神社の池と、遠江国のサナギの池、一説には桜ヶ池とされる池とは、地中で水路がつながっていると信じられていた。大晦日の夜、その年の祭祀に使った道具類を机飯一膳とともに盛り、九頭龍明神の御灯を合図として葛井の神池に投げ入れる。すると、その翌朝にはそれらが遠く離れた遠州のサナギの池の水面に浮かび上がっているのだという。
- 広まり方
- 2005年の『神道宗教』誌、杦嵜典子「遠州の御櫃納神事」にまとめられている。
- 地域
- 静岡県御前崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ