みやしたのななふしぎ
宮下の七不思議
国内
場所・異界
- どんな話か
- 三つ目のうさぎや思いの色に染まる木など、諏訪神社周辺に伝わる七つの不思議のまとまり。
- 細部
- 宮下に語り継がれた七不思議は、諏訪神社の周りに散らばっている。北の高嶺さんの森には目が三つあるうさぎが潜み、姿を見せると村に凶事が起こるので人々はその話題を嫌った。境内には、皮で染めれば望みどおりの色になるつがの木に似た木や、手にすれば幸運を得るという葉が向かい合って付く草があるとされるが、いずれも見た者はいない。日向のそらの桜は寒中に咲いてその年の実りを占い、なめ岩から滴る白い水は正直者が汲むと酒に変わった。西の経塚の森にはどんな晩でも雨の落ちる一点があり、雨の夜には化け物が出るという。北方の法螺貝の形をした石は、村に異変があると大きく鳴り、そばの地蔵にちなんで地蔵のほらが石とも呼ばれた。
- 広まり方
- 1987年刊行の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』所収、細川修・松本清人によるその他の伝説の項による。
- 地域
- 長野県小海町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ