みしらぬろうじん
見知らぬ老人
国内
場所・異界
- どんな話か
- 小さな川だった只見川に、どこの誰とも知れない老人がやってきて洪水を起こし、大きな川にしたという伝説。
- 細部
- 現在では大河として知られる只見川も、かつては取るに足らないほどの小さな流れにすぎなかったという。あるとき、どこからともなく、身元のまるでわからない一人の老人がこの地にふらりと現れた。その老人が去っていったあと、あたりは大規模な洪水に見舞われ、それをきっかけにこの川は今のような大きな川へと姿を変えてしまったのだと伝えられている。老人の正体も、洪水を起こした理由も明らかにされないまま、川の成り立ちだけが語り継がれている。
- 広まり方
- 1977年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による福島県耶麻郡高郷村の調査記録に見える。
- 地域
- 福島県喜多方市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ