みしらぬこぞう
見知らぬ小僧
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 庚申講に加わった見知らぬ小僧の警告で山崩れから逃れ、以来見知らぬ者も講に迎えるようになった。
- 細部
- 用竹の集落で庚申講が開かれていたとき、見たことのない小僧が現れ、自分も仲間に入れてほしいと頼んできたので、そのまま講に加えてやった。すると、その小僧が急に山が崩れると言い出し、集まっていた人々はあわてて避難した。実際にほどなくして山崩れが起こり、あたりの山は大きな被害を受けたという。この出来事がきっかけとなり、以後は素性の知れない者であっても、講の仲間として快く迎え入れる習わしが生まれたと伝えられている。
- 広まり方
- 1962年刊行の『大垣外の民俗 甲州上野原町調査報告』(東京学芸大学民俗学研究会)信仰の章に記録されている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ