みろくさん
ミロクさん
国内
場所・異界
- どんな話か
- 麓で通行人に害を及ぼしていた弥勒菩薩の石仏を、嵩山の岩穴に移して祀るようになったと伝わる。
- 細部
- 嵩山の岩穴には弥勒菩薩の石仏が安置されており、五反田や岩本といった地域の人々からミロクさんと呼ばれて厚く信仰されている。この石仏はもともと山の麓に置かれていたが、そこを通る人々に何らかの害を及ぼすようになったため、人々は改めてこれを山腹の岩穴へと移し、丁重に祀るようにしたのだという。祀る場所を変えることで祟りを鎮めたという、信仰対象の移設にまつわる話である。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編26 民俗2』所収、佐藤清・井田安雄がまとめた弥勒信仰の項に記録がある。
- 地域
- 群馬県中之条町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ