みろくぼさつ
弥勒菩薩
国内
場所・異界
- どんな話か
- 行基が池で祈祷すると水上に弥勒菩薩が現れたとされ、もとは御泥池と呼ばれたこの池が菩薩池(ミゾロ)と呼ばれる由来になったという。
- 細部
- 奈良時代の高僧として知られる行基が、かつてある池のほとりで加持祈祷を執り行っていたところ、水面にふわりと弥勒菩薩の姿が浮かび上がったという奇瑞があったと伝えられる。この池はそれ以前、御泥池という名で親しまれていたが、菩薩が現れたという出来事にちなんで、以後は菩薩池、俗にミゾロと号するようになったのだという。池の名前一つにも、こうした聖なる出現の記憶が刻み込まれている例である。
- 広まり方
- 日本随筆大成第二期1974年収録、林自光「雑説嚢話」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ