みみにてものをいう
耳にて物を言う
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 安永7年春、豊後生まれと称する耳で物を言う人物が見世物として出演していたという。
- 細部
- 安永7年の春、豊後の国の生まれだと自称する、耳を使って言葉を発するという珍しい人物が見世物小屋に出演していた。実際にどのような芸を披露していたのか詳しい内容までは伝わっていないが、常識では考えにくい特技を持つ人物として当時の見物客の関心を集めたことがうかがえる記録である。見世物小屋にはこの種の異能や奇技を売り物にする芸人がたびたび出入りしており、当時の娯楽の一端をうかがわせる。
- 広まり方
- 1975年の『日本随筆大成第一期』所収、暁晴翁「蒹葭堂雑録」に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ