みこさん
巫女さん
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 揖斐川町の巫女さんは目の見える占い師で、顔や手相から祟りを言い当て、死者を呼び戻す力を持つ者もいたという。
- 細部
- 揖斐川町に伝わる巫女さんとは、目が不自由でない占い師のことで、男女ともにこの役を務めたという。相談に来た人の顔つきや手相を読み取って、祟りや降りかかる災難などを言い当てたとされる。中でも本巣所と呼ばれる地域には、亡くなった人の魂をこの世に呼び戻す「ヨミズガエリ」を行うことができた女性の占い師がいたと伝えられており、単なる吉凶占いにとどまらず死者との橋渡し役も担っていたことがうかがえる。一般に巫女というと盲目の口寄せを思い浮かべがちだが、この地域では目の見える占い師がその役割を果たしていた点が特徴的である。
- 広まり方
- 1972年の『民俗採訪』岐阜県揖斐郡谷汲村調査(國學院大學民俗学研究会)に記録がある。
- 地域
- 岐阜県揖斐川町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ