ずがいこつにつかれたかみさま
頭蓋骨に憑かれたカミサマ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 墓の移葬中に頭蓋骨を掘り当てた女性が死霊に取り憑かれ、修行の末に拝み手のカミサマになった経緯。
- 細部
- 八戸市在住の女性は、三十代初め、地区の共同墓地を新設するため古い墓地を移す作業を手伝い、皿状になった頭蓋骨の一部を偶然掘り出した。その後、頭蓋骨の死者の霊に取り憑かれ、身体の不調に加えて奇行も現れ、供養を試みても治まらなかった。御嶽教の教会に通い、御来光のカミサマを一心に拝み続けるうちに不調は解消し、神仏の声を聞いたり、魂だけで他界を遍歴したりするようになった。やがて人々の相談を受け、カミサマからの指示を伝える者として認められた。青森県史民俗編(2001年、青森県史編さん民俗部会)に記録されている。
- 広まり方
- 青森県史編さん民俗部会が2001年の『青森県史 民俗編』山と信仰の章で聞き取った巫女の来歴。
- 地域
- 青森県八戸市
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ