めいげつひめ
名月姫
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 平清盛に見染められた名月姫が許婚と自害した墓の前を嫁入り行列が通ると、姫がねたんで悪いことが起きるという。
- 細部
- 能勢町に伝わる名月姫の話である。源平のころ、平清盛に見初められてしまった名月姫は、すでに定められていた許婚者とともに自ら命を絶ったという。その後、二人のために墓が建てられたが、この墓の前を花嫁の嫁入り行列が通りかかると、姫が自分の叶わなかった祝言をうらやみねたんで、悪いことが起こるのだと言い伝えられている。悲恋の末に自害した女性の未練が、後の世の花嫁たちに影響を及ぼすとされる話である。
- 広まり方
- 1936年の『旅と伝説』所収、太田陸郎「名月姫伝説を訪ねて」に記録がある。
- 地域
- 大阪府能勢町
- 年代
- 平安時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ