めいどう
鳴動
国内
場所・異界
- どんな話か
- 享保6年の夜、尾張の村が地震のように鳴動し大風で家屋が倒れ、ほら貝や竜の仕業かと噂された。
- 細部
- 尾張の城から西に位置するある村で、地面が地震のように鳴り動く出来事があったという。夜になって突如として激しい風が吹き荒れ、木々はなぎ倒され、石が飛び、家屋までもが倒れるほどの騒ぎになった。ところが不思議なことに、すぐ近くの村々にはこれといった被害が及ばなかったと伝えられている。この現象について、地中に潜んでいたほら貝が抜け出たためではないか、あるいは竜が天へ昇っていったのではないかと、当時の人々の間で取り沙汰されたという。
- 広まり方
- 1977年刊行の『日本随筆大成第三期』所収、天野信景「塩尻」に記録がある。
- 地域
- 愛知県津島市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ