まつうらさよひめ
松浦佐夜媛
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 唐津市の領巾振山は、夫を見送り続けた松浦佐夜媛が石に変わったという伝説にちなむ地名である。
- 細部
- 唐津市にある領巾振山という山の名は、松浦佐夜媛にまつわる伝説に由来する。夫が海を渡って遠征に出発する際、佐夜媛はこの山の上に立ち、領巾(首にかける薄い布)を振り続けて見送ったという。やがて夫の乗る船が水平線の向こうに消えると、佐夜媛はその場に立ったまま、たちまち一つの石に姿を変えてしまったと伝わる。山の名前は、この領巾を振る姿にちなんで付けられたとされている。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』所収、坪谷水哉「伝説ところどころ」に記録がある。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ