まさかどのくびのでんせつ
将門の首の伝説
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 平将門の首にまつわる伝説が千代田区各所に伝わり、近代以降も祟りとして語られ続けてきたという。
- 細部
- 千代田区の将門伝説は、首の落下・埋葬の場所をめぐる話を中心に、後世の事故や災いまで祟りとして結び付けてきた。九段の津久戸明神は、矢を受けた将門の首が落ちた場所、大手町の将門塚は、さらし首にされた首を葬った場所と伝わる。関東大震災後には病人が相次ぎ、現職の蔵相らも亡くなったため、首塚をバラックの床下に押し込み靴で踏んだ将門の怒りだと衆議が一致し、盛大な鎮魂祭が行われた。昭和15年に大蔵省本庁へ落雷があった際も、塚に近いことから将門霊神の祟りとされ、慰霊祭が営まれた。戦後、米軍駐留中にブルドーザー運転手と作業員が事故死した際には、現場が首塚と判明して塚が保存された。
- 広まり方
- 日本常民文化紀要(1995年)掲載の塚をめぐるフォークロアに複数の事例がまとめられている。
- 地域
- 東京都千代田区
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ