まっぱだかのおとこのふなゆうれい
真裸の男の船幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 旧暦三、四日に亀崎沖で網を引くと、裸の男たちが柄杓を手に浮かび上がり船を沈めるといわれた。
- 細部
- 亀崎沖では、旧暦三日と四日には網を引かない決まりがあった。禁を破って網を引くと、引き上げの際に大勢の真裸の男たちが水面へ現れ、柄杓を手に船を囲む。「さあ来い」と声をかけながら船内へ水をくみ入れ、船をたちまち沈める。沖合で命を落とした者が、友を誘い込むために来るのだと語られた。『旅と伝説』1932年の小寺融吉「船幽霊」に、鳥羽市の話として記録されている。
- 広まり方
- 小寺融吉による船幽霊の記録(『旅と伝説』1932年)に紹介されている。
- 地域
- 三重県鳥羽市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ