まくらがえし
枕返し
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 眠っている人の枕をひっくり返したり、頭と足の向きを入れ替えたりするとされる怪異。
- 細部
- 枕返しは、眠っている人の枕をひっくり返したり、頭と足の向きを入れ替えたりする怪異である。朝起きると寝ていた向きが変わっているという体験を、この妖怪の仕業として語った。具体的な話は江戸時代から近代以後に多く、姿は子供や坊主とされる場合があるものの、明確な外見は伝わっていない。東北には座敷童子の悪戯とする土地もあり、屋敷にまつわる言い伝えとして残る例もある。江戸時代の妖怪画集『画図百鬼夜行』では、小さな仁王のような姿に描かれた。枕を現実と夢の境と見る民俗の感覚も背景にあるとされる。
- 広まり方
- 寝所での不可解な出来事の説明として口伝えに広まり、江戸期の妖怪画にも取り上げられた。
- 地域
- 全国
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ