まじないし
呪い師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 妖怪を恐れず山へ通った里吉銀右衛門が、仙人からマムシ除けの術を授かったという話。
- 細部
- 里吉銀右衛門という人物は、朝早くに山田の水の様子を見に行くたびに大入道や妖怪の類に出くわしたが、まったく恐れる様子を見せなかったという。ある日、仙人から恐ろしいものはあるかと尋ねられ、マムシだけが怖いと正直に答えたところ、その仙人からマムシの毒消しの術を託された。以来、彼は山に入る際に「新町の銀右衛門」と名乗ると、マムシに咬まれることがなくなったと伝えられている。妖怪への恐れよりも身近な毒蛇への恐れのほうが強かったという人間味のある逸話でもある。
- 広まり方
- 2003年刊行の『山梨県史』第一編、山田厳子執筆「他所と媒介する人」の節に紹介されている。
- 地域
- 山梨県上野原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ