きゅうせきさん
旧跡さん
国内
場所・異界
- どんな話か
- 河和城主戸田氏の墓と伝わる宝篋印塔「旧跡さん」で、粗略にすると病になるとされ、小雨の夜には戸田一族の亡霊の提灯行列が城跡へ向かうという。
- 細部
- 河和城を築いた戸田憲光、あるいはその三代あとにあたる孫八郎守光の墓であると伝えられている宝篋印塔があり、地元では旧跡さんと呼び親しまれている。もとはここに全忠寺という寺があった場所だという。この墓に対して少しでも粗略な扱いをすれば、罰が当たって病にかかるといわれ、地域の人々は敬って接してきた。小雨の降る夜には、ここから提灯を連ねた行列が現れ、河和城の跡地へ向かっていく姿が目撃されたともいい、これは戸田一族の亡霊が城へ帰っていく様子だと語られている。
- 広まり方
- 1991年の『みなみ』誌所収、美浜町誌編さん委員会編「旧跡さん」に記されている。
- 地域
- 愛知県美浜町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ