しんぼくにいのってあめをよんだきょあん
神木に祈って雨を呼んだ虚庵
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 旱魃に苦しむ土地の神木に祈ると黒雲が出て雨が降ったが、幻術を疑われた虚庵は捕り手の来る日を見抜いて姿を消したという。
- 細部
- 虚庵という人物が総州銚子を訪れた際、その土地の人々が旱魃に苦しんでいるのを見て、地元の神木に向かって祈りを捧げたという。すると神木から黒雲が湧き上がり、やがて雨が降り出した。この不思議な力を幻術で人心を惑わすものだと役人が疑って虚庵を捕らえようとしたが、彼は捕り手が来る日をあらかじめ予測しており、その前に姿をくらましてしまったと伝わる。
- 広まり方
- 1978年刊『日本随筆大成 別巻』所収、大田南畝『一話一言』に記された話という。
- 地域
- 千葉県銚子市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ