くせち
癖地
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山小屋を壊す作業中に白い尾を引く火の玉が通り、山鳴りがした場所で、父は昔柴天狗に驚かされたと語った。
- 細部
- 父と山小屋を取り壊す作業をしていた合間、休んでいると白い玉のようなものが空を通り過ぎ、その後ろには白い尾のようなものが伸びて見えた。同時に山が崩れるような大きな音が響き、まるで大木が倒れたかのような気配があったという。帰宅してから父にその出来事を話すと、父はかつて同じような場所で柴天狗に驚かされたことがあると打ち明けた。このような怪異の起こる場所は癖地と呼ばれている。
- 広まり方
- 1970年の『土佐民俗』所収、橘南陵「癖地」に記録がある。
- 地域
- 徳島県那賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ