くろふね
黒船
国内
場所・異界
- どんな話か
- 沖から来た黒塗りの船に乗った人々が一夜で消え、御神像だけが残ったため祭りを行うようになったという話。
- 細部
- ずっとむかしのある日、沖のほうから黒く塗られた船がやってきたのだという。船には大勢の人が乗っており、その夜はたいそう賑やかであったが、一夜明けてみると誰の姿もなく、ただひとつの御神像だけが残されていた。この出来事にちなんで、陰暦六月十五日に祭りを行うようになったと伝えられている。何者が乗ってきた船だったのか、なぜ神像だけを残して消えてしまったのかは、今も分かっていない。
- 広まり方
- 『旅と伝説』(1931年)掲載の平田芳光「陸前旭浦に伝説を探ねて」に記録がある。
- 地域
- 宮城県南三陸町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ