くらやみざか
暗闇坂
国内
場所・異界
- どんな話か
- 昼間でも暗いほど木々が生い茂っていたことから「暗闇坂」と呼ばれるようになった坂道で、幽霊が出るという言い伝えが生まれた。
- 細部
- 暗闇坂は港区麻布十番二丁目から元麻布三丁目方面へ上る坂で、昼間でも木々が覆いかぶさるほど暗かったことから名付けられた。別名をくらがり坂、宮村坂といい、後者は旧地名の麻布宮村町に由来する。江戸時代には急で見通しが悪く、追い剥ぎも出る危険な場所だったため、薄暗さと物騒さを背景に幽霊や妖怪の言い伝えが生まれた。幽霊は様々な時代の装いで現れると噂され、坂上の「一本松」は『江戸名所図会』にも描かれている。松は明治以降に二度植え替えられた。
- 広まり方
- 江戸時代からの坂名の由来として伝わり、Wikipediaや地元ガイドサイトで紹介されるとともに、音楽作品の題材になるなど文化的にも取り上げられてきた。
- 地域
- 東京都港区麻布十番・元麻布
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ