くらまてんぐ
鞍馬天狗
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 鞍馬山の僧正ヶ谷に棲むとされる大天狗。牛若丸に剣術を授けたという伝説で知られる。
- 細部
- 鞍馬山の僧正ヶ谷に棲む大天狗で、鞍馬山僧正坊とも呼ばれ、八天狗の一つに数えられる。寺に預けられていた牛若丸が夜ごと谷へ通い、山伏姿の大天狗から武芸を仕込まれたという筋立てが広く語られる。能『鞍馬天狗』では、花見の場に現れた大天狗が牛若丸と桜の名所を巡り、翌日に兵法の奥義を授け、戦場での加護を約束する。室町時代の宮増作とする説や世阿弥作とする記録があり、1465年の上演記録も残る。護法魔王尊とも結びつき、山と武芸を結ぶ像が定着した。
- 広まり方
- 能楽や寺社の縁起として語り継がれ、後世の絵画や物語に繰り返し登場した。
- 地域
- 京都府京都市左京区(鞍馬山)
- 年代
- 不明(中世に成立とみられる)
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ