くじゃくいし
孔雀石
国内
場所・異界
- どんな話か
- 岩の上で激しく鳴いた孔雀が村を洪水から救い、その後力尽きたことから岩を孔雀石として祀るようになったという。
- 細部
- 多度町にはある年、一羽の孔雀が飛んできて岩の上で激しく鳴いたという話が伝わる。不思議に思った村人がその声を追って走り出すと、直後に濁流が村を襲い、洪水が去った後に見ると孔雀は岩の上で息絶えていたといい、村人はこの岩を孔雀石として祀るようになった。別の伝えでは五月五日の節句の朝に白い孔雀が飛来して鳴き、以後毎年その日に鳴いたためこの名がついたともいう。
- 広まり方
- 1992年の『中京民俗』に収録された口承文芸の聞き取りに二つの話型が記される。
- 地域
- 三重県桑名市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ