くりはらのくちさけおんなのはやばしり
栗原の口裂け女の速走り
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 耳まで裂けた口にマスク姿の口裂け女は、栗駒では24歳の若い姿、築館では高齢の姿とされ、いずれも100mを3秒で走るという。
- 細部
- 口裂け女についての伝えは地域によって細部が異なっている。栗駒で語られる口裂け女は24歳という年齢で、耳のあたりまで裂けた口に口紅を塗り、常にマスクをかけているといい、性格はしつこく、出会うと家までついてきては「私きれい」と尋ね、答えを聞くとマスクを外して素顔を見せて驚かすのだという。一方、築館で語られる口裂け女は高齢の姿とされ、口が耳まで裂けているうえに目や鼻も大きく、白い着物にマスクを合わせた姿で現れる。どちらも100メートルを3秒で走り抜ける速さを持つとされるが、築館の話ではポマードの匂いを嫌うため、「ポマード」と叫べば逃れられるという対処法も伝わっている。
- 広まり方
- 1990年の『磐城民俗』所収、岩崎真幸「『口裂け女』資料」に、栗駒と築館の2例が記録されている。
- 地域
- 宮城県栗原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ