あくねしのしつれんしたくちさけおんな
阿久根市の失恋した口裂け女
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 大きなマスクで顔を隠し「わたしきれい」と尋ねてくる女の怪で、失恋の末に自ら命を絶ったともいう。
- 細部
- 尾崎で語られた口裂け女は、耳まで裂けた口に口紅を引いており、大きなマスクで顔を覆っているのが共通した特徴とされる。夜道で病気を装って苦しむふりをし、心配して近づいてきた人にマスクを外して素顔を見せて驚かせるという型のほか、「わたしきれい」と問いかけて「きれい」と答えると「これでも」と言ってマスクを取る型も語られている。優しく近づいてきたかと思うと大きな口でブチューとされるという話もあり、目は吊り上がり髪は長くぼさぼさ、爪も長く顔は白粉を振りまいたように白いと描写される。振られた末に自殺した女がこの姿になったのだという説明も添えられている。
- 広まり方
- 鹿児島民俗 1986年掲載、本田碩孝「尾崎の「口裂け女」伝承」に、当地で語られた複数の型がまとめて記録されている。
- 地域
- 鹿児島県阿久根市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 口承で流布
口伝えや報道で広まり、明確な起源が特定されていない。 - タグ