くちいれいなり
口入稲荷
国内
場所・異界
- どんな話か
- 遊郭の口入屋が祀っていた稲荷が霊感によって移され、奉公口の縁結びに霊験があるとされた社。
- 細部
- 口入稲荷は、台東区の新吉原の廓内にあった口入屋・高田屋七兵衛の屋敷神として、もともとその家で祀られていた。元禄14年ごろ、霊感を受けたことをきっかけに、稲荷は現在の浅草玉姫稲荷の境内へ移された。以後は、嫁入りや奉公先を決める口入に霊験がある稲荷として信仰を集めた。この由来は『旅と伝説』(1935年)所収、鈴木凡太郎「伝説をもつ東京・神奈川・千葉の玩具」に記録されている。
- 広まり方
- 1935年刊行の『旅と伝説』、鈴木凡太郎「伝説をもつ東京・神奈川・千葉の玩具」に記された話。
- 地域
- 東京都台東区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ