くびづか
首塚
国内
場所・異界
- どんな話か
- 尼子氏と毛利氏の争いで落城した松山城の武士を祀る首塚があり、今もその前では刀の音や悲鳴が響くと語られる。
- 細部
- 江津市に伝わる首塚は、尼子氏と毛利氏が争った戦国の頃、毛利方に敗れて落城した松山城にまつわるものとされる。討ち死にした城主は、落城に際して城に伝わる宝を姫に持たせて逃がしたが、これを知った地元の豪族が姫を殺めて宝を奪い、遺骸を川に捨ててしまったという。首塚はこのとき命を落とした武士たちの亡骸を弔うために築かれたと伝わり、今でもその前を通りかかると、刀を打ち合うような音や女性の叫び声が聞こえてくることがあるという。
- 広まり方
- 1932年刊『旅と伝説』に千代延尚壽が石見の城跡にまつわる伝説として書き残したもので、落城譚に伴う祟りの言い伝えとして地域に伝わっている。
- 地域
- 島根県江津市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ