くびきりだ
首切り田
国内
場所・異界
- どんな話か
- 石舟の下にある田で、夜更けに通ると亡者が現れ、首を落とす音が響くという。
- 細部
- 石舟と呼ばれる場所の下手に、首切り田という名の田がある。土地では、この田のわきを夜中に通ると亡者が姿を見せると言い、あるいは何かの首を切り落とすような音が聞こえてくるとも語られる。名前そのものが不吉な由来を思わせるが、記録に残るのは現象の側だけで、なぜそう呼ばれるに至ったかは書き留められていない。地名と怪異が互いを支え合い、夜の通行を避けさせる働きをしていた場所である。
- 広まり方
- 1987年刊の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』第10編民俗知識、小林寛二・巻山圭一による俗信の妖怪の項に載る。
- 地域
- 長野県上田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ