よしのがりちょうのにおうすくうこうしんかご
吉野ヶ里町の仁王救う庚申加護
国内
場所・異界
- どんな話か
- 新羅の力士ムクロに敗れた仁王が日本へ逃げ、庚申様に助けを求めて命を守られたが、殺されたムクロの母が怒って疱瘡を広めたという。
- 細部
- 吉野ヶ里町に伝わる庚申様の縁起話である。新羅にムクロという大変力の強い男がいて、仁王がこれと力比べをしようと渡ったものの、まるで相手にならず追い詰められてしまう。命からがら日本へ逃げ戻った仁王だが、ムクロはなお追いかけてきたため、庚申様に助けを求めて祈ったところ、その加護によって命を落とさずに済んだという。結局ムクロは討たれてしまい、その死を嘆き怒った母親が日本中に疱瘡をふりまいたと伝えられている。
- 広まり方
- 1960年発行の雑誌『庚申』に掲載された窪徳忠「庚申縁起話」に記録がある。
- 地域
- 佐賀県吉野ヶ里町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ