ひがしまつしまのひかりとなったげじょ
東松島の光となった下女
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 主人に忠実であった慈悲深い下女が病で亡くなる間際に全身が光となって森へ飛び去り、残された木櫛を機に神として祀られたという。
- 細部
- ある家に長く仕えていた一人の下女がいた。彼女は慈悲深く、主人に対してもこのうえなく忠実な人柄であったという。やがて重い病を患ったこの下女は、息を引き取る間際になると、全身がまばゆい光に包まれて宙へ舞い上がり、そのまま森の方角へと飛び去っていったと伝えられる。人々が光の飛んでいった先の森を探してみると、彼女が愛用していた木の櫛だけが残されており、その姿はどこにも見当たらなかったという。のちに人々の夢に何らかのお告げがあり、それに従って彼女を神として祀るようになったのだと伝えられている。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』中山太郎「お竹大日如来」に記録がある。
- 地域
- 宮城県東松島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ