いっときはやったこうぼうすい
一時流行った弘法水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 湧き出た霊水が評判を呼んで大勢の人が押し寄せたが、冬になると自然に涸れたという話。
- 細部
- 古河では、霊験があるとされた水が湧き出し、五月ごろから評判になった。水を求める人々が数え切れないほど集まり、江戸ではこの霊水を「今弘法」と呼んだ。利益を受けた者の手拭いには梵字が浮かび上がったとも記録されているが、騒ぎは冬に入ると自然に収まった。一時的な流行として、太田南畝『半日閑話』を収めた『日本随筆大成』第一期、1975年に古河市の記録が残る。
- 広まり方
- 江戸期の随筆にその年の出来事として記録され、後の随筆集にも収められている。
- 地域
- 茨城県古河市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ