おみむらのつえからわくこうぼうしみず
麻績村の杖から湧く弘法清水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 水に乏しい土地を訪れた旅の僧が杖を立てると、そこから清らかな水が湧き出したという。
- 細部
- この一帯は古くから水の便が悪く、人々が難儀していた。あるとき通りかかった旅の僧が茶屋で休み、水に困っているという土地の事情を耳にする。僧は店の裏手へ回って手にしていた杖を地に突き立てた。すると突いた跡から澄んだ水がとめどなくあふれ出し、以後この土地は水に困らなくなったという。その僧こそ弘法大師であったと語り継がれ、湧き口は弘法の名を冠して呼ばれている。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の口頭伝承、清水の伝説の項に載る。
- 地域
- 長野県麻績村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ