かさとつえでみずをわかせたこうぼうさま
笠と杖で水を湧かせた弘法様
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 水を欲した弘法様が笠を飛ばした跡から水が湧き、別の寺では杖で穴をあけて水量を増やしたという話。
- 細部
- 弘法様がある場所で水を飲みたいと思ったが、周りには水が見当たらなかった。かぶっていた笠が飛ばされ、その跡をはいでみると水が湧き出てきたため、その地はカサイドと呼ばれるようになったという。別の寺では水が少ししか出ずに困っていたところ、人が大勢集まる際には足りないと弘法様が杖で地面に穴をあけ、それ以来水が豊かに出るようになったとも伝えられている。杖や笠が触れた場所から水が湧く霊力が語りの核になっている。
- 広まり方
- 多摩地方の昔話を集めた常民文化研究の続報(1983年)に収録され、羽村市域で語られていた。
- 地域
- 東京都羽村市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ