おこったこうぼうだいしとうしどしのらいほう
怒った弘法大師と丑年の来訪
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 魚を求めて断られた弘法大師が川の魚を持ち去った話と、十二年ごとの丑年に姿を見せず訪れる話が伝わる。
- 細部
- 駒込村を訪れた弘法大師が川で漁をしていた人々に魚を求めたが相手にされず、怒って葦の束で魚をすべてすくい取っていったため、以後その川には魚がいなくなったという。また別の言い伝えでは、十二年に一度の丑年、青い着物姿で知らぬ間に家々を巡る弘法大師様が訪れ、来訪を受けた家は繁盛するとされる。訪れた証として擂り鉢に切り傷を残していくため、丑年には擂り鉢を粗末にしてはいけないと戒められた。
- 広まり方
- 『民間伝承』(1938年)所収の貝森格正「弘法大師様」に2話がまとめられている。
- 地域
- 青森県青森市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ