こうぼうだいし
弘法大師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 善通寺の弘法大師伝説では、天竺から麦の種を持ち帰る際に死なせた番犬を秘法で蘇らせ、犬塚の苔がオコリ病みに効くとされる。
- 細部
- 善通寺市仙遊町には弘法大師にまつわる伝説が残る。大師は妙薬を求めて遠く天竺まで旅をし、麦の種を持ち帰ることに成功したが、その道中で麦畑を守っていた番犬を誤って死なせてしまった。これを哀れに思った大師は秘法を用いてこの犬を生き返らせたといい、そのおかげもあって大師は妙薬を広く国中に広めることができたと伝えられている。この忠犬を祀った犬塚には苔が生えており、その苔をオコリ病み(マラリア性の熱病)に効く薬として用いる習俗があったという。
- 広まり方
- 1940年の『旅と伝説』に荒井とみ三が発表した「讃岐伝説集(続)」に記録がある。
- 地域
- 香川県善通寺市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ