こうぼうだいし
弘法大師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 弘法の受け水と呼ぶ清水を敬い、動物を煮る洗濯風呂等に使ってはならないという湯沢市の禁忌。
- 細部
- 湯沢市のある家では、近くを流れる清水を弘法大師にゆかりのある「弘法の受け水」として大切に敬っている。この水は神聖なものとされているため、二本足や四本足の動物を煮炊きに使ったり、それで洗濯をしたり、風呂を沸かしたりすることは固く禁じられていた。日常の水利用にまで及ぶ弘法大師信仰の一例である。弘法大師にまつわる清水の伝説は各地に見られるが、この家では代々受け継がれてきた具体的な禁忌として今も意識されているという。
- 広まり方
- 1977年の『雄勝役内の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団「六 信仰」による。
- 地域
- 秋田県湯沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ