こうぼうだいし
弘法大師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 大師にまつわる話が伝わり、差し出した柿が甘くなった話や、杖の跡から湧いた清水の話が語られる。
- 細部
- この土地には遍歴の聖として知られる大師の逸話がいくつも残る。ある者が柿を差し上げたところ、その柿は甘い実に変わったという。また上ノ山の北の端には地蔵が祀られ、その一帯は樋の口と呼ばれ、傍らから湧く水は樋の口の清水と呼ばれてきた。この水は大師が杖を突き立てた跡から湧き出たものとされ、どれほど日照りが続いても涸れることがないと言い伝えられている。恵みをもたらす来訪者として大師が受け止められていたことがわかる。
- 広まり方
- いずれも1974年の『民俗採訪』に収められ、滋賀県高島郡マキノ町の調査、および國學院大學民俗学研究会による旧剣熊村の報告に記録がある。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ