こうぼうだいし
弘法大師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 護摩山が鳴動し村人が恐れていたとき、弘法大師が一夜だけの庵で護摩をたいて鎮めたことから一夜庵と呼ばれるようになったという。
- 細部
- 香川県さぬき市に伝わる話である。護摩山という山がある時期激しく鳴動し、村人たちはただならぬ気配に恐れおののいていた。そこへ弘法大師が訪れ、一夜限りの粗末な庵を結んで護摩をたき、祈りを捧げたところ、山の鳴動はぴたりとおさまったという。この出来事にちなみ、大師が庵を結んだ場所はのちに一夜庵と呼ばれるようになり、遍路道沿いの由緒ある地として今に伝えられている。
- 広まり方
- 1985年の『香川県史 民俗』第二章第二節五、藤井洋一「遍路道」に記録がある。
- 地域
- 香川県さぬき市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ