こうぼうだいし
弘法大師
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 薄根町では、里芋を惜しんで弘法大師に与えなかった老婆のせいで、以後里芋が石芋になったと伝わる。
- 細部
- 薄根町に伝わる弘法伝説。諸国を行脚していた弘法大師が、この地に住むある老婆に里芋を所望したことがあったという。ところが老婆は里芋を惜しんでしまい、大師に分け与えることをしなかった。すると、その仕打ちのためか、それ以後この土地でとれる里芋はみな固い石芋になってしまったと伝えられている。旅の高僧への施しを惜しんだ報いとして作物が変質する、弘法伝説によく見られる型の一つである。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』掲載、土橋里木「奥上州の石に関する伝説」に記録されている。
- 地域
- 群馬県沼田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ