むらかみしのこうぼうだいしとかれたいど
村上市の弘法大師と涸れた井戸
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 水を求めた弘法大師を邪険に扱った女房の顔が馬に変わり、詫びて元に戻ったものの井戸の水は涸れたという村上市の話。
- 細部
- 村上市に伝わるこの話は、旅の途中で一杯の水を所望した弘法大師を、ある女房が邪険にあしらったことから始まる。すると女房の顔はたちまち馬の顔へと変わってしまった。驚いた亭主が弘法大師に事情を詫びて許しを乞うと、女房の顔は元どおりの人間の顔に戻った。しかし、それ以来この家の井戸は水が出なくなってしまったのだという。旅の高僧をもてなさなかった報いを語る、いわゆる弘法水伝説の系統に連なる話である。
- 広まり方
- 1940年の雑誌『旅と伝説』掲載、中山太郎「お竹大日如来」に記録されている。
- 地域
- 新潟県村上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ