きたしおばらむらのこうぼうだいしのしおのい
北塩原村の弘法大師の塩の井
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山奥から塩の井が湧くのは、弘法大師が尊い法力で遠くの潮を運んでくれたためだという北塩原村の伝説。
- 細部
- この土地では、山中に湧き出る水を汲んで煮つめ、塩を作るということが行われていた。海から遠く離れたこのような山奥で塩の元となる水が得られることは、地元の人々にとっても不思議でならなかったという。これは、かつてこの地を訪れた弘法大師が、その尊い法力によってはるばる海の潮を山奥まで運んでくれたからだと語り伝えられている。日常の糧である塩の由来を、高僧の霊験と結びつけて説明する伝説である。
- 広まり方
- 1967年の『福島県史 24 民俗2』所収、和田文夫による水に関する伝説の記録に見える。
- 地域
- 福島県北塩原村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ