こうぼうだいしとあくのぬけたわらび
弘法大師とアクの抜けたワラビ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 一夜の宿を借りた弘法大師の言葉通り裏山のワラビを摘むとアクが消えており、以来この土地のワラビはアクを持たないという。
- 細部
- 茨城県潮来市の半兵衛家には、弘法大師が一夜の宿を求めた折の話が残る。おばあさんが食べ物を用意できないと断ろうとすると、大師は裏山に生えるアクの強いワラビでよいと告げた。そこで摘んできたワラビは、食べられないほどの渋みやアクが消えていた。それ以来、このあたりで採れるワラビはアクがなく、少なくともアクの少ないものになった。『海女部落と台地端の村と』(1967年、東京学芸大学民俗学研究会)に潮来市の信仰伝承として記録されている。
- 広まり方
- 1967年の東京学芸大学民俗学研究会による潮来の民俗調査に収められている。
- 地域
- 茨城県潮来市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ