こつかのはな
小塚の鼻
国内
場所・異界
- どんな話か
- 水軍の埋めた物を夢の告げによって掘り当てたことから、その岬が小塚の鼻と呼ばれるようになった。
- 細部
- 伊予の河野氏が敵に追われた際、久留村の村上氏と三島の水軍が付き従っていたが、一時は備後へ逃れて難を避けた。その折、水軍にかかわるものをこの地に埋めて去ったと伝える。のちに漁師の身なりで様子をうかがいに戻った亡命者のひとりが、夢に導かれて埋められた場所を掘り当てた。以来この岬は小塚の鼻と呼ばれるようになったという。夢が地名の由来を確定させる役目を果たしている。
- 広まり方
- 1963年の『あゆみ―富郷の民俗―』に収める岡田篤人の「宗方」聞書きによる。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ