こどりばば
子取婆
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 子を失い心を病んだノブという女性が子どもをさらうようになり、迷信を恐れた村人に竹槍で殺された事件。
- 細部
- 明治六年の旧暦六月二十六日、三豊市で実際に起きたとされる出来事である。ノブという女性が我が子を亡くしたことをきっかけに心を病み、正気を失ってしまった。その後、徘徊するようになったノブは、他の家の子どもをさらうという行動に及んだという。当時すでに「子取り婆が幼い子を殺して生き血を絞る」という噂が広まっており、この噂と重ね合わされたノブは、恐れをなした村人たちによって竹槍で突き殺されてしまったと伝えられている。実在の人物の悲劇が、幼児誘拐の妖怪譚と結び付いて記録された事例である。
- 広まり方
- 1942年の『旅と伝説』所収、三木春露『竹槍騒擾記』に記録がある。
- 地域
- 香川県三豊市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 創作起源が判明
特定の投稿・作品が起源だと判明している。 - タグ