ことのね
琴の音
国内
場所・異界
- どんな話か
- 琴を弾く美女が長雨による山崩れで流された後、川から琴の音が聞こえ、琴川と呼ばれるようになった由来話。
- 細部
- かつて、ある川のほとりに一人の美女が暮らし、日々琴を弾いて過ごしていたという。ある年の夏、長雨が幾日も続いて水かさが増し、ついに裏山が崩れ落ち、美女は住んでいた家もろとも押し流されて行方が分からなくなってしまった。それからというもの、川面からかすかに琴の音が聞こえてくるようになり、人々はこの川を琴川と呼びならわすようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1961年の甲斐路『甲州の伝説1 笛吹川』(竹川義德)に記録がある。
- 地域
- 山梨県山梨市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ