こさかとうげ
子坂峠
国内
場所・異界
- どんな話か
- 臨月の妊婦が峠を登り切った途端に無事出産したことから子坂と呼ばれ、峠の小石が安産のお守りとされる。
- 細部
- 七ヶ宿街道の東の起点にあたる上戸沢は、かつて仙台藩の境目番所が置かれていた場所で、そこから伊達郡の桑折へ下る坂道は、幾重にも折れ曲がる険しい道のりであった。あるとき、伊達郡貝田の妊婦が臨月の重い腹を抱えてこの坂を登りきったとたんに産気づき、そのまま出産したにもかかわらず母子ともに無事であったという出来事があった。これにちなんでこの坂は子坂と呼ばれるようになり、以来、この坂で拾った小石を妊婦の袂に入れたり、坂の砂を紙に包んで懐に忍ばせたりすると、安産にご利益があると言い伝えられている。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:山の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県白石市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ