こびなたのろうじょ
小日向の老女
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 水戸侯の屋敷近くで出会った美しい着物の老女が、食事をとらず忽然と姿を消したという正体不明の話。
- 細部
- 天明3年10月晦日、小日向の水戸侯の長屋近くで、美しい着物を着た老女と出会い、しばらく世話をすることになった。ところがこの老女は食事を一切とらず、ある時忽然と姿を消してしまい、素性はまったく分からなかったという。語り手はこれを狐か狸の類だったのだろうと推測している。正体を最後まで明かさないまま終わる点が特徴。
- 広まり方
- 『日本随筆大成第3期』所収「古今雑談思出草紙」(東随舎、1977年刊)による。
- 地域
- 東京都文京区
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ