よねざわのこうないくずれをしらせるこえ
米沢の坑内崩れを知らせる声
国内
場所・異界
- どんな話か
- 金山で作業中に外から呼ぶ声で穴を出た直後、坑内が崩れたため神の警告だったと語られる話。
- 細部
- 昔、シナ沢という金山で金を掘っていた者が、外から自分を呼ぶ声を聞き、作業をやめて穴の外に出たという。すると出た途端に山が崩れ、それまで掘っていた穴はすっかり塞がってしまった。危険を知らせて命を救ったこの声は、神様によるものに違いないと語り伝えられている。誰の声かも分からないまま命だけを助けられたという体験が、金山にまつわる信仰を支えてきたのだろう。
- 広まり方
- 1957年の『日本民俗学』所収、若月麗子の「米沢市梓山採訪(旧南置賜郡万世町)」に記録がある。
- 地域
- 山形県米沢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ